他に対処方法が知りたい場合は連絡ください。追加します。
困った時には
うどんのセット釣り中に困った時に役立てるように対処法をまとめておきます。
困った項目の、上から試していくと失敗が少ないように書いていきます。
エサはいつも使用しているへら餌本舗で書いていきますが、各メーカーで同じような性質のエサが発売されていると思うので代用してください。
一番最初に見出しが来るように書いてあるので、このページをブックマークしておき役立てていただけると嬉しいです。
ちなみにこの対処法は魚吉がいつもやっていることであって100%正解ではありません。
もっと釣れる方法があるかもしれないし、これがベストかもしれない。
毎回正解が違うのが釣りの楽しみでもあります。
困った時の1つのツールとして使用してください。
トラブルシューティング前提条件
初心者向け、ヘラブナのうどんのセット釣りという記事の釣り方をしているという前提で書いていきます。
他の釣り方でも十分応用は可能ですが微妙に違う対処法の釣り方もあります。
記事が長くて最初はすべて実践が難しいと思いますので、
最低でもウキをどっぷりなじませるのは心がけてください。
さわりがでない
まったくもって浮きに変化がないときの対処法です。
とにかくエサを打つ
さわりがでない、浮きに変化がない場合は魚の寄りが薄い可能性が高いです。
魚が寄ってくれば、魚の水流や魚体にエサがぶつかり何らかの変化が浮きに出てきます。
まずは周りの人よりもたくさんエサを打ってみましょう!
浮きがなじむまでさわりがない場合は魚はいないと判断してさそいを強く行い、餌を早く落としましょう。
魚がいないのにじっと待っている必要はありません。
ちなみにヘラブナも競い食いをします。
ということは、魚の量が集まればそれだけエサに対する反応も良くなっていきます。
まずはどんどんヘラブナを集めましょう!
しかし、練りエサは外れやすいので魚を集めすぎると逆に釣りが難しくなってしまいます。
この量のコントロールもヘラブナ釣りの難しさの1つかもしれません。
ペレ匠顆粒を使う
ペレ匠顆粒1カップ+水1カップを空のボールに入れ10分くらいふやかしたペレ匠顆粒を作ります。
ふやかしたペレ匠顆粒は生のペレ匠顆粒よりもゆっくり沈むのでバラケとシンクロしやすく集魚効果抜群です。
1度に作ったペレ匠顆粒すべてを入れてしまうと効果絶大過ぎて逆に釣りにくくなる場合があるので、4分の1づつ様子を見ながらバラケ餌に混ぜます。
下針のハリスを伸ばす
さわりが出ない場合はあまり効果は期待できませんが、冬など活性が低いときはバラケ餌から遠くにヘラブナが集まっているときがあります。
下針のハリスを伸ばしましょう。
まったくさわりがない状態なので魚はきっと遠くにいるはずです。
思い切って10センチ単位で伸ばします。
アタリが出ない
さわりがあるのに明確なアタリが出ない時の対処法です。
さわりがあるということは魚は近くにいます。もうひと頑張り!
エサを一回り小さくつける
さわりがあるのになかなか明確なアタリが出ない・・・
セット釣りをしているとよくあります。
こういう時はヘラブナがバラケ餌には反応しているが食わせエサの近くにいないことが多いです。
この場合は少し餌を小さく、ちょっと強めにエサ付けをしてバラケを弱めてあげるとバラケ餌近くまでヘラブナが集まってきてアタリが出ることがあります。
下手にエサをいじくる前に試してみましょう。
※長時間小さいエサを付けていると魚がいなくなってしまいます。釣れていてもさわりが少なくなって来たらエサの大きさで魚の量を調整しましょう。
下針のハリスを長くする
さわりがある状態でなかなかアタリが出ない場合は下針のハリスを長くすると劇的に調子が良くなる場合が多いです。
しかし、魚は間違いなく近くにいるので伸ばすハリスの長さは数センチ単位で大丈夫です。
まず5センチ伸ばして様子を見ましょう。
一気に伸ばさず、ちょっとずつ刻んでいきます。
食わせエサを変えてみる
浮きがもやもや動いているのにアタリが出ない。
そんな時は食わせエサを変えてみましょう!
食わせエサは力玉の大粒がとてもおすすめです。
力玉にも大粒やハードなど種類があります。
また、力玉のさなぎ粉まぶしなど力玉1つ取ってもいろいろあります。
魚吉はタピ匠うどんのレンジで作ったインスタントうどんと力玉大粒のさなぎ粉まぶしを使用しています。
うどん作るのめんどくさい場合は力玉と力玉ハードがあれば対応できるでしょう。
※効果があって釣れた場合は、たまに違うクワセを使ってみてアクセントをつけてあげると釣果が上がる場合があります。
スレまくる
浮きは消し込む、しかし食っていない。
あとちょっとなんだけど何かがずれているんですね・・・・
エサを一回り小さくつける
スレが多いときは魚がたくさん集まりすぎていることがあります。
例えるならおばちゃんたちのバーゲン状態。
エサが群れにもまれている間に変なところに刺さっているのかも・・・
ひとまずエサを小さくつけてみましょう。
2~3投打ってみても変化がない場合は下の対処法へすぐ行って問題ありません。
下針のハリスを短くする
魚の量が原因ではない場合はハリスが長すぎる可能性がとても高いです。
少しづつハリスの長さを詰めていきましょう。
ひとまず5センチ詰めてみましょう。
それで反応がなくなればもう少しハリスを伸ばす。
まだまだスレが多いときはもう少し詰めてみます。
浮きが動きすぎて釣りにならない・なじまない
なじまないのは魚の寄り過ぎ。
釣りには条件は良くないのですが魚はいっぱいいるんだ!
とポジティブに行きましょう!
エサを小さくつけて見る
魚をこれ以上寄せないために小さく餌を付けます。
しかしただ小さくつけただけではなじむ前にエサが叩き落されてしまいます。
針につける前に手に取った餌を手揉みしてから付けましょう。
手もみしてばらけなくなっても浮きがなじめばOK!
ひとまずなじませなければ状況は改善しません。
バラケ餌を重く・粘らせてみる
小さく餌を付けても浮きがなじまない場合はエサに手を加えます。
一気にすべてのエサをいじってしまうと引き返せなくなってしまうのエサを小分けにして手水を打ち底グルダンゴを加えます。
底グルダンゴはペレ匠粉末をグルテンが入っているので比重が高く粘りもでます。
粘りを出すことでヘラブナの煽りに強く、重いのでヘラブナの壁を突き抜けれる餌になります。
ペレ匠顆粒を使う
どうしても浮きがなじまない場合は奥の手です。
ペレ匠顆粒を生で一つまみづつバラケ餌に混ぜていきます。
バラケ餌すべてに入れてしまうと引き返せなくなってしまうので小分けにしたバラケ餌に入れてください。
この時手水は必要ありません。
生のペレットは比重が高く落下速度が速いのでペレットにヘラブナを追わせて強制的にヘラブナを散らします。
イメージとしては今まで団子状にヘラブナを集めていたのを生のペレットを使って縦長にヘラブナを集めている感じです。
そうすることにより、ヘラブナを釣っても下から新しいヘラブナをクワセの回りに補充して釣っていきます。