ども、魚吉です。
最近ダイソーのジグを好んで使っています。
なぜかというと、安いから。
ほんとこの理由ひとつです。
使っていて100円だからって釣れないわけではありませんし、不自由もありません。
しかし、ダイソーのジグには問題があるんです・・・
ダイソージグの問題点
1つは、ジグの金属部分(フックやスプリットリング)がすぐ錆びること。
これは交換すればすぐに問題解決。
錆びるまでは使用できるので錆びてから交換すればOK。
2つ目は、塗装が弱いというかすぐ剥げる。
っていうか、新品の状態からすでに剥げているのもある。
さすが100円!品質だけは期待できません。
最初っから剥げているものなんて使っているうちにそこから塗装というかシールがポロポロはがれてきちゃうんですよ。
いくら安いからと言っても毎回新しいものに交換なんてしていられません。
そんな時にジグにコーティングをすれば剥げないと、ぽんさんがツイートしていました。
先日ぽんさんと一緒に釣りに行ったときにコーティングしたジグを見せてもらいました。
釣行3回目のジグだったにもかかわらず、ほぼ塗装は無傷剥げていません。コーティングすごい!
しかし、ぽんさんがやっていたコーティングはウレタンコーティング。
魚吉ウレタン持っていないですし、なにより試すには値段が・・・保管もなかなか大変そう。
ぽんさんと一緒に釣りをした時の記事です。
爪用のトップコートでコーティングができる情報ゲット
他に良い案がないかというとき見つけたのがダイソーのトップコートで簡易的なコーティングができるという物。
ちなみにトップコートとはマニュキュアが剥げないように爪に塗る補強材のようなもの。
釣りとは全くありません!
でも効果があるなら是非やってみたい!
やり方も簡単そうですしね。
ひとまず妻に聞いてみた
「ねぇねぇ、トップコートって持ってる?」
「持ってるよ~。これでしょ?」と妻が持ってきてくれたのはトップコートでもマッドタイプ。
これだとトップコートをかけるとジグの輝きがなくなってしまうので何もしないほうがまだマシ。
次回ダイソーに買い物に行ったら買ってきてもらうことにしました。
妻はダイソーなど100円ショップ大好きなので、すぐに買ってきてくれたのですがダイソーではなくセリアから買ってきてくれました。
ダイソー行ったら買ってきてってお願いしたのに・・・
ダイソーの物を買ってきていただけなかったので、タイトルにダイソーのトップコートと入れたかったのに入れれなくなってしまった(汗)
とにかく塗ってみよう!
買ってきてもらったのがコレ。
魚吉には馴染みがまったくありませんがハケで塗れば45秒で乾くらしい。
塗ればいいだけなら特に難しいことは無い!塗ろう!
ひとまずこれが買ってきて箱から出した状態。
そして、裏表を塗ること2往復・・・特に注意点も何もありません。
1つだけあるとすれば喚起しないと臭いで頭痛がします。
気を付けてください。
これが表裏2回塗った状態です。特に変わりはありません(汗)
あえて言うなら表面に膜ができたのでちょっとだけ艶が出た?
使用してみました!
1日使用した後がこちら。
ピンク色が簡易コーティングありで1日投げ続けたジグ(サゴシ3本釣った)、オレンジ色がなにもしないで1日も投げていないけど2本サゴシを釣ったジグ。
はっきり違いが判るのは頭の方?簡易コーティングありは無傷なように見えます。
しかし、裏側にすると・・・
結構な剥げ方をしています。
ピックアップ時にジグを堤防にぶつけちゃったのですが、この時にコーティング部分と一緒に取れちゃいました。
ぶつけてコーティング部に亀裂が入らなければもしかしたら1日綺麗な状態で使用できるかもしれません。
しかし、ジグのお尻の方はサゴシにかじられても色が剥げることなくきれいなままなので、結構な効果は期待できるようです。
今回は加減がわからなかったので2回塗りで試してみましたが次回は4回塗りでチャレンジしてきたいと思います。
追記
4回塗りしてみたのですが、やはり硬いところにぶつかったりするとやはり剥げます。
多少はコーティング効果は期待できますが過剰の期待はできません。
さらに丈夫なコーティング、レジン
もっと丈夫なコーティング方法がありました。
多少手間はかかりますが強度は抜群です。
ダイソー商品で実践できますので試してみてください。
ダイソージグを使い始めてから実践しているトップコートのコーティング。
しかし、マニュキュア用のトップコートでは砂ずれには強いんですけど衝撃に弱いんですよね。
そんなときにトムヤムクンさんからレジンの存在を教えてもらいました。
次はレジンのコーティングを紹介します。
レジンって何?
そもそもレジンっていったい何?という所から簡単に説明します。
レジンは簡単に説明すると樹脂です。
キーホルダーなどのアクセサリーに使用されていたり、釣り道具では釣竿のカーボン繊維の接着剤としても使用されています。
今回はUVレジンといって紫外線で硬化する性質をもつレジンを使用します。
最近アクセサリーの自作ブームもあり、ダイソーなどの100均でUVレジンを購入することができます。
UVレジンにも様々なものがあり、色付きのレジンなども販売されています。
その中でダイソージグのコーティング強化を目的としているのでクリアのハードを今回は使用します。
レジンを塗って紫外線に当てるだけで強化完了
コーティング方法はシンプル。
レジンを塗って紫外線に当てるだけ。
レジンはなかなか硬化しないので塗る際は下にチラシなどしくと作業後捨てるだけなので便利です。
ちなみに写真の筆も100均から購入してきました。
使用後はティッシュなどで筆先を拭いて紫外線が届かない暗所においておけば次回も問題なく使用できます。
紫外線を当てることで問題が発生
UVレジンを塗って紫外線を当てれば硬化するはず・・・
なのですが窓際に数日放置したのに固まらない問題が発生しました。
原因はガラス・・・最近のガラスってUVカットされているんですね。
UVカットガラスの効果を信頼していないかったのですが、まさかこんなところで実感できるとは。
ちなみに屋根の上に置いておいたら固まったのですがこれでは夜に作業ができない不便が発生。
そこで何か良いものがないかと探してみたらいいものを見つけました。
激安のネイルドライヤーを発見。これで夜でも硬化できる。
Amazonでレジンを硬化させるためのUVライトを探しているときにネイルドライヤーというのを発見しました。
嘘か真か定価が5000円くらいするのが1000円以下で売られています。
このネイルドライヤーの使用効果にレジン硬化も入っていたんです。
大きさ的にもダイソージグをカバーできそうだったので早速購入して試してみました。
予想通り大きさは問題なし。
あとは本当にレジンが硬化するか確認するのみです。
照射!!
こんな感じで照射されます。
別に暗い部屋で写真撮らなかったんだけどライトの光が強いせいこんな写真になってしまった・・・
USBケーブルが同梱されていたので充電バッテリー内臓かと思いきや、充電式ではありませんでした。
USBに差し込みながら使用するか、USBを使用できるアダプターが必要なので注意が必要です。
今回購入したネイルドライヤーは1分で自動で切れるのですが、1分では硬化しませんでした。
UVレジンの塗る厚さでも多少変化すると思いますが6回(6分)ほど照射すると硬化完了するようです。
ジグの両面を硬化させようとすると合計12回照射が必要なので少しめんどくさい。
ただじっと待っているのも暇なのでテレビを見ながら作業しました。
両面のコーティング完了。
なんかちょっと触った感じヌルヌルするのですが手につく感じはないので硬化完了だと思う。
レジンコーティングの効果はトップコートなんて目じゃないくらいの強力です。
ダイソージグ以外でもコーティングがはげたメタルジグに着色しコーティングしなおせるので補強方法の1つとして覚えておくと役立つと思います。