なぜライトショアジギング初心者に100円の安いジグを勧めるかというといくつかメリットがあるからです。

当然、100円という破格のメタルジグなのでデメリットも存在します。

しかし、初心者に関していえばデメリットよりもメリットのほうがあきらかに大きいのです。

ダイソージグのジグロック・ジグベイト

初心者がダイソージグを使うメリット

1.PEラインとリーダーの結束不足高切れのロストでの出費軽減

ライトショアジギングで一番重要なのはメタルジグの飛距離です。

飛距離が伸びれば伸びるほど魚にアピールできる距離が増えるので釣果に直結します。

 

飛距離に大きく影響するものの1つとしてラインがあります。

ライトショアジギングではPEラインをリールに巻き、飛距離を伸ばします。

PEラインは特性上、岩などの擦れに弱いデメリットがあります。

PEラインに少しでも擦り傷がつくと簡単に切れてしまうのです。

そこでPEラインにリーダーというナイロンやフロロといった材質の、PEラインより擦れに強いラインを結びます。

このPEラインとリーダーの結束方法が非常に難しいのです。

結束がうまく行ってないとキャストした衝撃で結束部分から切れてしまいジグだけが吹っ飛んでいきます。

飛んで行ったジグは回収不可能ですので、できるだけジグを安く抑えたいというわけです。

 

2.根掛かりでのロストの出費軽減

ライトショアジギングでは基本底を確認してから釣りを開始します。

なれたフィールドではどこに根があり引っ掛かるということがわかるので根掛かりを回避できます。

しかし、はじめたばかりの方は根のある場所なんてわかりません。

高価なジグを使って、根掛かりを恐れながら釣りをするよりは100円だからまずは確認から・・・

と、サーチ用のジグとしても活躍できます。

 

また、100円のジグだけあって針が弱いです。

これはデメリットにもなるのですが、根がかった場合は針を曲げて回収するということも可能です。

一長一短ですがイナダサゴシクラスを釣る分の強度はありますので問題ありません。

ダイソージグのデメリット

1.針が弱い

上記でも記述していますが、針が柔らかいためにすぐ針が変形します。

その為大きな魚を引き抜いたりし針に負荷をかけた場合は曲がってないか確認しましょう。

また、錆にもとても弱いので錆びてきたなと感じたら新しい針と交換しましょう。

針のみでもダイソーに売っているので予備に購入しておくと安心です。

針の鋭さが失われると、魚をばらす確率が大幅に増えますので注意してください。

 

2.メタルジグのコーティングが弱い

ダイソーのメタルジグは、鉛にテープを張ったような作りになっています。

なので、ちょっとした衝撃でコーティングがはがれてしまいます。

コーティングが無くても問題なくつれたりはするのですが、さすがにアピール力は激減します。

 

対策として、ダイソーで売っているマニュキュアの補強で使用するトップコートやレジンを塗ることによってコーティングを強化できます。

 

関連記事:ダイソージグに簡易コーティングをしてみた

ダイソージグにフロントフックを付けて釣果を伸ばそう

ダイソージグは買った状態でフックがついているのでそのまま使用可能です。

しかし、100円のジグということもありフロントフックが付いていません。

これではメタルジグに横から食いついてきた魚に針をかけることが難しくなります。

 

特に青物は魚の頭の方から食いついてくると言われています。

実はリアにあるトレブルフックよりもフロントフックの方が重要なんです。

なので、多少出費になりますがフロントフックを取り付けましょう!

それだけで釣果が伸びます。

付け方はスプリットリングにフロントフックのひもを通し、紐の輪の中に針を通すだけです。

取り付け方法も簡単なので釣果アップの為に取り付けてください。