PEラインとリーダーを使用して重いルアーを使うときに問題となるのがPEラインのリーダーとの結束。
この結束方法がなかなか難しい。
強度が高いと言われる結び方は、ラインを編み込むなど複雑です。
不十分に結ばれた状態でキャストすると、結束部から抜けルアーだけ遠い彼方へ飛んでいってしまいます。
不器用な私は、数多くのルアーをロストしました。
でも、柏木ノットを覚えてからはルアーが吹っ飛んでいくことはなくなりました。
特にライトショアジギングでは大活躍しています。
PEラインとリーダーの結び方に悩んでいる方は是非マスターしてください。
必ず役立ちます。
柏木ノットの特徴
柏木ノットの強度の秘密は、一番強度が弱くなると考えられるラインの結び目が負荷がかかる場所に無いということです。
その為、「結び目から切れてしまった」「結び目が抜けてしまった」というトラブルを減らせます。
結び方も簡単なので覚えてしまえば1分もかからず結ぶことができてしまいます。
柏木ノットを使うとき
・PEラインと太いリーダーとの結束(リーダーが細いときは対象魚も小さいので電車結びで十分)
※注意点
柏木ノットは結んでみるとわかるのですがコブが2つできます。
そのままキャストすると強度の弱い方のコブがガイドにぶつかり切れてしまいます。
ガイドにも負担をかけてしまうので特にガイドの小さい竿を使用する場合のキャストをするときは、コブがガイドから出るまで垂らしてキャストしましょう。
柏木ノットの結び方
手順1
・道糸(リール側のPEライン)を折り返す。
手順2
・二つ折りになったラインをくるんと画像のように回転し、輪を1つ作る。
手順3
・2重になっているラインに3周巻き付けます。
※私はめんどくさいので先端にできた大きな輪っかの方を、3周回します(動画参照)
手順4
・〇の中に先端のラインを通す。
・さらにもう1周、輪の中を通す。
※2回通さないと締めこんだとき抜けます(経験済み)
手順5
・ぐるぐると巻かれた部分に唾を付けて締めらせ、ゆっくりと締めこみます。
※最後は輪っかを大きく広げさらに締め込む。
・余ったラインはカットする。
手順6
・輪っかに親指と人差し指を入れ、輪の根元をつまむ様にくるっとひねり新しい輪を作る。
手順7
・輪の中にリーダーを通す。
・←方向へ引っ張り締めこむ。
手順8
・リーダーを←のように道糸の上をまたぐように折り返す。
手順9
・リーダーを、道糸の下を通す。
手順10
・〇の輪に下からリーダーを通す。
手順11
・くるんと返し、〇の方の輪へ下から通す。
手順12
・リーダーを←方向へ引っ張り締めこむ。
手順13
・道糸側を←、リーダー側を→へ引っ張りしっかり締め込む。
・リーダーの余分なラインをカットして完了。
動画で確認する
使用した糸が太かったせいか道糸側の結び方に苦戦しました。
動画を見てもらえばどれだけ柏木ノットが簡単なのかがわかります。