8の字結び(エイトノット)の結び方を紹介します。

8の字結びはヘラブナ釣りのチチワやリリアンへの取り付けなどで多用します。

というか、8の字結びができればヘラブナ釣りができちゃうのでヘラブナ釣りでは必須な巻き方です。

 

ちなみに初めて覚えた結び方が8の字結び・・・もどきです(笑)

ちゃんとした8の字結びを知ったのは社会人になってからでした(^_^;)

あとで書きますが8の字に結ばれなくてもなんとかなるので、小学生くらいの小さなお子さんに最初に教える結び方としても最適です。

 

8の字結びの特徴

名前そのままなのですが、結ぶときに「8」のような結び目になります。

両側から均等に力がかかるので、ラインがまっすぐな状態でコブを作ることができます。

また、ラインを2重に結ぶことで先端に輪ができます。(チチワと言います)

 

8の字結びを使うとき

・ヘラブナ釣り全般(リリアンに取り付け部・ハリスのチチワ)

・コブを作り、かみつぶしオモリなどがずれないようにのストッパー

・サルカンなどへの簡易的な取り付け

など

8の字結びの結び方(こぶの作り方)

手順1

8の字結び1

・ラインをくるっと1回転させ、輪っかを作る。

手順2

8の字結び3

・輪っかをくるっと手前にひねり、輪っかを2つにします。

 

ちなみに魚吉が小さい頃は、ここで輪っかをひねらないで次の手順に移ってました。

この結び方の名前がわかりません。正式名称あるのかな?

ひねらない方法の方が簡単なのですが、結んだあと、糸が少し曲るのが難点。

手順4

8の字結び4

・写真のように輪っかに糸を通します。

手順5

8の字結び5

・両端をゆっくりと引っ張っていくと、だんだん結び目が8の字のようになっていくので、そのまま締め込めば完成です

8の字結びでチチワの作り方

手順1

8の字結び6

・チチワを作る場合はラインを2重にします。

今回はわかりやすくなるように糸を長めにとっていますが、必要なチチワの大きさ分2重します。

手順2

ぐるっと1周し大きな輪を作る

くるっと1周回し、大きな輪を作る。

手順3

輪を手前にひねり、先端を下からくぐらせる

手順2で作った大きな輪を手前にひねる。

その後、2つ輪ができたうちの部にLINE先端を下からくぐらせる

手順4

両方向にゆっくり引いていく

両方向にゆっくりと引っ張り結び目を絞めつけていく。

※この時勢いよく引っ張ると摩擦熱でLINEが傷み強度が落ちるので注意。

手順5

8の字結び8

先端にチチワができます。

余った部分ははさみでカットしましょう。

その時、1~2ミリほどラインを残しておきます。

あとから力が加わりさらに絞めつけられた時に糸が抜けるのを防げます。

チチワの使い方

いろいろな使い方ができますが、よく使っている方法を紹介します。

サルカン・マルカンなどへの結束方法

手順1

チチワの使い方1

・結束したいサルカンやマルカンにチチワを通す。

手順2

チチワの使い方2

・チチワを折り返し、サルカンやマルカンを通す。

※ヘラブナ釣りなどで針を取り付ける場合は、針をチチワの中をくぐらせれば同じ状態になります。

チチワの使い方3

・引っ張り、締めこめば完了。

リリアンにラインを付ける方法

手順1

リリアンへの付け方1

・大き目にチチワを作った後、さらにもう1回8の字結びでコブを2つ作る。

手順2

リリアンへの付け方2

・写真のように親指と人差し指を大きなチチワに入れます。

手順3

リリアンへの付け方3

・根元の方の8の字結びのコブから出ている糸を2つの指でつまみます。

リリアンへの付け方4

・写真のようにつまむと、親指と人差し指で輪っかをつまんでいる状態になります。

手順4

リリアンの付け方5

・親指と人差し指で持っていた輪っかをリリアンに通し、ラインを引いて締めこめば完了。

・対が終わったら、部を引っ張れば結びが解けるのでまた仕掛け巻きに巻いておけば次回、同じ仕掛けを使用することができます。

結び方の動画

チチワを作って金具への接続→コブを二つ作って棒へ接続→解く

までの一連の流れを動画にしてみました。

文字だけでいまいちわからなかった方は見てもらえれば結び方がわかると思います。